腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)の意味とスピリチュアルな過ごし方
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の芒種の時期の次候、七十二候(しちじゅうにこう)の腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
腐草為蛍の意味とどんな時期か
腐草為螢の意味
腐草為螢は、夜になると蛍が飛び交う時期を指します。
この頃、蛍の淡い光が水辺や草むらを彩り、夏の夜を幻想的に照らし出します。
腐草為螢の時期
腐草為蛍は、二十四節気の芒種の時期の次候、七十二候の一つで、6月11日~6月15日ころのことです。
腐草為蛍にちなんだコラム
腐れたる草、蛍となるというこの時期、中国古典「礼記(らいき)」より、枯れて腐った草が蛍になるという所から、このように言われるようです。
日本にはなんと40種類以上の蛍がいます。
蛍は古来から親しまれてきました。特に現代のように夜に明かりがない分、蛍はより存在感があったでしょうね。
蛍といえば、清少納言の枕草子は有名ですが、春夏秋冬の趣が書かれている一節に、夏はこのように表現されています。
夏はよる。
月のころはさら也、闇もなお、ほたるの多くとびちがいたる。
又、ただ一二など、ほのかにうちひかりて行もおかし。
雨などふるも、おかし。
(夏は夜がいい。月が輝いている満月のころは言うまでもなく、月が出ていない新月のときでも、ほたるが飛びかっている光景がいい。また、ほたるが1匹2匹と、ほのかに光って飛んでいくのも趣きがある。雨など降るのも趣きがある。)
明かりがなく、蛍の光がある。
それだけで、現実の雑多なことではなく、自分の本当に心を傾けていることをその景色に移して思いを馳せることができそうですね。
今ではきれいな水の川辺でしか見れなくなってしまったので、蛍が見えるのは貴重な場所になってしまいました。
これからも蛍のある風景が残っていけるよう意識してできることをやっていけたらいいですね。
また、この時期は全国各地で田んぼの神様に豊作を祈る祭りが行われる時期です。(全国それぞれの場所で時期が違うものもあります)
腐草為蛍のスピリチュアルな過ごし方
腐草為蛍のスピリチュアルな過ごし方は、芒種のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
芒種の魂と繋がるテーマは「未来への種まき」です。
腐草為蛍の風景
準備中
編集後記:ヨフィひとこと
腐草為蛍を知った時は、腐った草??となりましたが、
湿気が多いところから蛍が生まれることを考えるとなるほどなと思いました!
改めて私の中で蛍と言ったら何だろう…と考えたら、
蛍石(フローライト)と火垂るの墓です。
フローライトはまた別の機会に書くとして、
火垂るの墓は、幼少期に金曜ロードショーをみて怖い思いをした思い出が。
ほたるが儚くも悲しい結末を迎えるこの火垂るの墓ですが、
なんと、この腐草為蛍を調べ、火垂るの墓を調べていると、急にトイレに行った際に前世の記憶が用を足すとともにポンっと出てきました(;’∀’)
そもそもこの七十二候、七十二候を知って季節の移ろいの美しさに目を向けると共に、自身の内側と繋がり、それによってハイヤーセルフやガイドからの啓示を受け取りやすくなってくれたらいいなと思い、調べたものを書き綴っておりますが、
まさか自分が腐草為蛍を調べて前世が出てくるとは思っていませんでした(^-^;
そんなこともありますので、是非みなさんも、神聖なことと、今の自分の置かれている状況は関係ないと思わず、全て一致していると捉えて、自分の思念は全て自分自身のハイヤーセルフに届いているからこそ、どこかで答えが返ってくると思い過ごして頂けたらと思います。(用を足している時にすら来る私が言うのですから!)
神社に光が差している時に、神々しい光と共に前世の記憶がよみがえりましたとか言えたらよかった、やはり私は映えとは程遠い…
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