鶺鴒鳴(せきれいなく)の意味とスピリチュアルな過ごし方
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の白露の時期の次候、七十二候(しちじゅうにこう)の鶺鴒鳴(せきれいなく※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
鶺鴒鳴の意味と時期
鶺鴒鳴の意味
鶺鴒鳴とは、鶺鴒(セキレイ)のさえずりが聞こえ始めるという意味です。
セキレイは尾を上下に振る独特の動作が特徴的なスズメ目セキレイ科の小鳥で、繁殖期には河川や池の周辺で巣を作ります。
日本では1年中見られるため、見たことある方は多いのではないでしょうか。
鶺鴒鳴の時期
鶺鴒鳴は、二十四節気の白露の時期の次候、七十二候の一つで、9月13日~9月17日頃のことです。
鶺鴒鳴にちなんだコラム
鶺鴒とイザナギ・イザナミの国作り
古代日本の神話では、鶺鴒(せきれい)が特別な役割を果たしたとされています。
『古事記』によると、天地開闢の後、イザナギとイザナミは最初の島「おのころ島」を作り出し、国生みの儀式を行おうとしました。
しかし、最初の試みはうまくいかず、不完全な子であるヒルコを産んでしまいます。困った二柱は、もう一度正しい方法を学び直そうと考えます。
その時、ふと現れた鶺鴒が尾を上下に振る動きを見せ、その独特な動きが二柱にヒントを与えました。
鶺鴒の動作は、二人に夫婦としての正しい関係を築く方法を教えたのです。この教えを基に、イザナギとイザナミは夫婦和合を果たし、その後、数々の国々や神々を生み出すことができたと伝えられています。
さらに、鶺鴒は日本文化においても夫婦和合や繁栄の象徴として深く尊ばれています。結婚式の装飾や婚礼の調度品に鶺鴒のシンボルが用いられるのは、夫婦を導き、家庭の繁栄を願うという願いが込められているためです。
また、淡路島には、鶺鴒がイザナギとイザナミに示したとされる「鶺鴒石」があり、夫婦や恋人たちが絆を深めるために訪れる人気のスポットとなっています。
鶺鴒鳴のスピリチュアルな過ごし方
鶺鴒鳴のスピリチュアルな過ごし方は、白露のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
白露の魂と繋がるテーマは「自己信頼」です。
鶺鴒鳴の風景
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編集後記:ヨフィひとこと
ー準備中ー
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