七十二候

草木萌動(そうもくめばえいずる)の意味とスピリチュアルな過ごし方

ヨフィ

季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。

そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。

この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。

この記事では、二十四節気の雨水の時期の末候、七十二候(しちじゅうにこう)の草木萌動(そうもくめばえいずる※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。

草木萌動の意味とどんな時期か

草木萌動の意味

草木萌動は、草木が芽を出し、待ちに待った春が始まる時期を指します。

「萌」という言葉には、草木が新しい芽を出すという意味が込められています。この時期には、大地から新たな命が芽吹き、冬の眠りから目覚めた自然が一斉に動き出します。

草木萌動の時期

草木萌動は、二十四節気の雨水の時期の末候、七十二候の一つで、3月1日~3月5日頃のことです。

草木萌動にちなんだコラム

春を感じるひな祭り

季節は暦の上で「初春」。 二十四節気では「雨水」にあたり、末候とされる七十二候が「草木萌動(そうもくめばえずる)」です。

厳しい冬を越え、土の下でじっと力を蓄えていた植物たちが、途中に芽その吹きの準備を始める頃合い――まだ肌寒さが残っているもの、日差しの中にほんのりと春の香りを感じられる時期です。

そんな「草木萌動」の時期と重なるのが、雑節でいう「上巳(じょうし)の節句」。 現在では3月3日の「桃の節句」として広く知られています。いわゆる私たちの知るひな祭りですね^^

ひな祭りは、元々は中国で、月と日の数字が「奇数+奇数=偶数」になる日は縁起が悪いとされ、3月3日には水辺で身を清め、汚れを流す風習がありました。

五の節句と一つされる「上巳の節句」ですが、新暦の3月3日はまだ寒さが残る地域も多く、桃の花が満開になるには少し早いこともよくあります。明治以前は 太陰太陽暦が使われており、桃の節句や端午の節句といった季節の行事は、本来はもう少し後の時期に行われていたのです。

現代では多くの人が3月3日にひな祭りを祝います。 ひな人形を飾り、ちらし寿司やひあにあられを囲みながら、女の子の健やかな成長を祈るのは、春の訪れを寿(ことほ)ぐ日本ならではの光景です。 草木萌動の時期に合わせて家族で「もうすぐ本格的な春が来るね」と話し合ったり、少し早めに桃の花を飾ってみたりするのもいいかもしれませんね。

草木萌動のスピリチュアルな過ごし方

草木萌動のスピリチュアルな過ごし方は、雨水のスピリチュアルな過ごし方に準じます。

雨水の魂と繋がるテーマは「雪解けの沸き立ち」です。

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魂と繋がるパワーストーン
パワーストーンと魂と繋がることに関して探求しています。 夏至や冬至にエネルギーが変わりやすいことから、夏至や冬至について調べ始めて旧暦と開運の関係について調べたものをまとめています。 魂の感覚に目覚め、光の役目を担う人が増えるような在り方を目指しています! この記事をとおして、自然に触れることで内なる神性に触れる時間が増えるお手伝いが出来ればと思っています!
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