天地始粛(てんちはじめてさむし)の意味とスピリチュアルな過ごし方
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の処暑の時期の次候、七十二候(しちじゅうにこう)の天地始粛(てんちはじめてさむし※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
天地始粛の意味と時期
天地始粛の意味
天地始粛は「空と地面が冷え始め、秋の気配が一段と深まる時期」を意味します。
この時期を過ぎると動物や植物の生活に変化が見られ、私達も衣替えをし始めます。
天地始粛の時期
天地始粛は、二十四節気の処暑の時期の次候、七十二候の一つで、8月28日~9月1日頃のことです。
天地始粛にちなんだコラム
二百十日
二百十日とは、立春から数えて二百十日目の事を意味します。
この時期は台風がやってくると日と言われ、農家の方たちは作物を守るために警戒し台風に対して対策を講じる事が多くなります。
また、日本では9月1日が「防災の日」として制定されています。
防災の日の9月1日は関東大震災が発生した日であり、二百十日が台風の季節と重なることから、防災意識を高めるための日となっています。
大曲の全国花火競技大会
天地始粛の時期にあたる8月の終わりに、秋田県大曲で開催される「全国花火競技大会」は、日本を代表する伝統的な花火大会の一つです。この大会は、1905年に始まり、全国の花火師が技を競い合う場所として知られています。打ち上げられる花火は、技術や芸術性を追求したもので、観客に感動を与えると同時に、花火師たちの熱意や情熱が感じられる瞬間でもあります。
大曲の全国花火競技大会は、毎年8月の第4土曜日に開催され、昼間には「昼花火」と呼ばれる珍しい花火も打ち上げられます。これは煙や色の変化を楽しむもので、独特な美しさが特徴です。そして、夜には約18,000発もの花火が夜空を彩り、夏の終わりにふさわしい幻想的な景色が広がります。
この大会は、天地始粛の季節とリンクしており、夏から秋への移り変わりを感じさせる一大イベントです。花火が咲き誇る夜空には、夏の名残と秋の到来が共存しているかのようで、多くの人々にとって特別な時間となっています。また、大会の後には、少しずつ気温が下がり、秋の涼しさが本格的に訪れることを感じさせてくれるのです。
天地始粛のスピリチュアルな過ごし方
天地始粛のスピリチュアルな過ごし方は、処暑のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
処暑の魂と繋がるテーマは「Calming-カーミング(鎮静)」です。
天地始粛の風景
ー準備中-
編集後記:ヨフィひとこと
ー準備中ー
魂と繋がるだけ開運!魂と繋がるパワーストーン無料診断
「魂と繋がるパワーストーン無料診断」では、今のピンとくる6つの色を選ぶことで、あなたの現在の状態や基本的性格、現在の状態・課題、未来が輝くヒントを、パワーストーンのメッセージから読み解きます。
現在の悩みや未来への目標のヒントを一緒に見つけて、魂と繋がり本質的な開運を共に目指しませんか?