2024.08.27

禾乃登（こくものすなわちみのる）の意味とスピリチュアルな過ごし方

ヨフィ

季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。

そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。

この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。

この記事では、二十四節気の処暑の時期の末候、七十二候（しちじゅうにこう）の禾乃登（こくものすなわちみのる※以下かな略）がどんな時期かについて触れていきます。

Contents

禾乃登の意味と時期
禾乃登にちなんだコラム
禾乃登のスピリチュアルな過ごし方
禾乃登の風景
編集後記：ヨフィひとこと
魂と繋がるだけ開運！魂と繋がるパワーストーン無料診断

禾乃登の意味と時期

禾乃登の意味

禾乃登とは、秋が深まって稲穂が黄金色に輝き、作物の収穫が行わ始めるという意味です。

田んぼの稲が実り黄金色の田園風景が田畑いっぱい広がる光景は、秋の風物詩となっています。

禾乃登の時期

禾乃登は、二十四節気の処暑の時期の末候、七十二候の一つで、9月2日～9月7日頃のことです。

禾乃登にちなんだコラム

禾とは

「禾（のぎ）」とは、イネ科の植物を指す言葉で、特に稲や麦の穂を意味します。漢字の形も、まるで垂れ下がった稲穂のように見えることから、古くから農作物の象徴として使われてきました。稲は日本において命を支える大切な存在であり、田んぼに広がる黄金色の稲穂は、豊かさと恵みを表しています。

禾乃登の時期に田畑で見られる実り豊かな稲穂の姿は、自然のリズムと人々の営みが調和した瞬間を映し出しています。稲が天と地から力を受け、育ち、実りを迎える姿は、まるで自然が育んだ奇跡そのものです。この風景の中で感じられるのは、生命の力強さや自然からの贈り物への感謝です。

また、「禾」は、稲だけでなく、季節の移り変わりや生命のサイクルを象徴しています。春に種がまかれ、夏の光を受けて育ち、そして秋には実りを迎える。この流れは、私たち自身の成長や変化と重なり合い、日々の中で少しずつ育まれる心の豊かさや実りを思い起こさせます。この時期には、静かに自然の息吹を感じ、日々の恵みに思いを馳せる時間を持つことが、心に深い安らぎをもたらしてくれるでしょう。