蟷螂生(かまきりしょうず)の意味とスピリチュアルな過ごし方
※この記事にはかまきりの画像が含まれます。
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の芒種の時期の初候、七十二候(しちじゅうにこう)の蟷螂生(かまきりしょうず※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
蟷螂生の意味とどんな時期か
蟷螂生の意味
蟷螂生は、カマキリが一斉に卵から孵化し、活発に動き回る時期を指します。
この頃、小さなカマキリたちは餌を求めて草むらを移動し、夏の始まりを感じさせる光景が広がります。
蟷螂生の時期
蟷螂生は、二十四節気の芒種の時期の初候、七十二候の一つで、6月5日~6月9日ころのことです。
蟷螂生にちなんだコラム
かまきりが七十二候に登場するのは、農作業の為の暦でもあったからという説があるようです。
かまきりが卵から孵り、あかちゃんかまきりが生まれ始めるころのようです。
かまきりは肉食で、とても強い虫です。
「カマキリ農法」という農業の方法があり、バッタの食害が減ってくれるそうです。
かまきりは古来から人間に親しまれているようで、
日本では「拝み虫」といわれたり、ギリシアではかまきりの語源が預言者の意味を持っていたり、英語ではかまきりの語源が祈るの語源の元となっていたりするようです。
一方で、生殖の際にメスがオスを捕食してしまうことがあることから、「男を食い殺す悪女」の象徴としてかまきりのイメージと重ねることもあるようです。
しかし、実際の食べられる確率は10%以下で、
- 正常に交尾して共食いせず別れる
- メスがオスのあたまを食べて、そのあたまのないオスと交尾する
- 交尾した後にメスがオスを食べる
- 交尾せずにオスがメスを食べる
の4パターンがあるようです。
また、芸事の世界では、稽古始めを6歳の6月6日に始めると上手になると言われているようです。
芒種の時期は種まきをするといい時期と書きましたが、昔から芸事にこのような慣習があったのですね!
蟷螂生のスピリチュアルな過ごし方
蟷螂生のスピリチュアルな過ごし方は、芒種のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
芒種の魂と繋がるテーマは「未来への種まき」です。
蟷螂生の風景
編集後記:ヨフィひとこと
一生涯で一番今日はかまきりについて調べました(笑)
蟷螂生の時期以外にもかまきりの動向は農作業には欠かせないようですね。
私もかまきりの卵で今年の雪が大雪かそうでないかわかるというのは聞いたことがあります。
子供の頃はかまきりを見つけて捕まえるとテンションが上がった思い出が。
かまきりの漢字を「蟷螂」と書くのですが、書くのは大変ですが面白い字ですね!
それにしても、かまきりの生殖はハードですね。
「男を食い殺すメス」にならないように自分も気を付けようと思います(;’∀’)
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