芹乃栄(せりすなわちさかう)の意味とスピリチュアルな過ごし方
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の小寒の時期の初候、七十二候(しちじゅうにこう)の芹乃栄(せりすなわちさかう※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
芹乃栄の意味とどんな時期か
芹乃栄の意味
芹乃栄は、春の七草として知られるセリが、この時期によく育つことを指します。
寒さの中でも力強く成長するセリは、春の訪れを感じさせる植物で、冬の終わりと新しい季節の始まりを象徴しています。
芹乃栄の時期
芹乃栄は、二十四節気の小寒の時期の初候、七十二候の一つで1月6日~1月9日頃のことです。
芹乃栄にちなんだコラム
芹は、私たちの救世主
芹は日本ならではの多年草で、水辺や田んぼのあぜ道などに自生し、群生する植物です。『日本書紀』や『万葉集』にもその名前が登場しており、古代から人々に親しまれてきたことがわかります。
芹特有の香りが強いのは、胃を健やかにすることや食欲を増進させてくれること、そして、解熱効果もあるとされています。 そのため、七草粥に芹を使うのは理にかなっているということなのでしょう。
年末年始は、ご馳走を食べる機会も多く、疲れた胃を優しく助けてくれるのはありがたいことですね。なお、「せり」という名前は、若葉が「競り合う」ように群生している様子に由来しているといわれています。
春の七草
1月7日は、七草粥を食べる方が多いのではないでしょうか?
このお粥に使用される植物は、次の通りです。
芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の7種類が春の七草といわれています。
薺はぺんぺん草で、御形はハハコグサ、繁縷はハコベ、仏の座はタビラコ、菘は蕪(かぶ)、蘿蔔は大根のことです。
この日に七草が入ったお粥を食べると、邪気を払い、健康を祈る意味があるとされています。
スーパーや八百屋では春の七草セットが販売されているので、手軽に七草を楽しめるので、朝に時間が取れなくても、お昼や夜にいただくのも素敵ですね。無理なく、自分のペースで日本の暦行事を楽しんでみてはいかがでしょうか
きりたんぽには芹がなくちゃ!
セリときりたんぽ鍋には、東北地方ならではのエピソードがあります。
きりたんぽ鍋は秋田県の郷土料理で、一般的には比内地鶏の出汁をベースに、焼いた米の棒「きりたんぽ」、舞茸、ネギ、ゴボウなどと一緒に煮込む鍋料理です。欠かせないのが「セリ」で、特に根っこの部分が好まれています。
面白いエピソードとして、秋田県では「セリの根っこを残してはいけない」とされるほど、根の部分が特に人気なんです。そのため、他の地域の人が葉の部分を躊躇なく食べているのに対し、秋田の人たちは「セリの根こそ美味しい!」と言って大事に食べているといいます。
また、きりたんぽ鍋に入れるセリの調達には、地元ならではのこだわりもあるようです。 収穫したセリをただ入れるのではなく、収穫したセリをそのまま使うのではなく、水を張ったバケツに入れておくことで、シャキシャキとした食感と鮮度が保たれ、より美味しくできるように工夫しています。
芹乃栄のスピリチュアルな過ごし方
芹乃栄のスピリチュアルな過ごし方は、小寒のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
小寒の魂と繋がるテーマは「」です。
芹乃栄の風景
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編集後記:ヨフィひとこと
ー準備中ー
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