紅花栄(べにばなさかう)の意味とスピリチュアルな過ごし方
季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気の小満の時期の次候、七十二候(しちじゅうにこう)の紅花栄(べにばなさかう※以下かな略)がどんな時期かについて触れていきます。
紅花栄の意味とどんな時期か
紅花栄の意味
紅花栄は、紅花が咲き始める時期を指します。
この頃、紅花はまだ黄色い花をつけ、鮮やかな紅色へと変わる前の初々しい姿を見せます。
紅花の花が咲き始める様子は、自然の移り変わりを感じさせる、美しい風景の一部となります。
紅花栄の時期
紅花栄は、二十四節気の小満の時期の次候、七十二候の一つで、5月26日~30日ころのことです。
紅花栄にちなんだコラム
紅花は、古くから染料や薬用として重宝されてきました。
その鮮やかな赤色は、生命力と情熱の象徴とされ、心身に活力を与えると信じられています。
紅色という色がありますが、紅色とは紅花の濃染による鮮やかな赤色のことです。
また、日本の国旗である日の丸は、この「紅色」と定められており、日本人にはなじみ深い色でもあります。
また、平安時代の大作「源氏物語」の中で登場する女性「末摘花」は、彼女の鼻が赤いことを紅花にかけて「末摘花」というあだなをつけたと言われています。
紅花栄のスピリチュアルな過ごし方
紅花栄のスピリチュアルな過ごし方は、小満のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
小満の魂と繋がるテーマは「まっすぐに伸びる」です。
紅花栄の風景
編集後記:ヨフィひとこと
紅花栄のまとめをきっかけに、紅花ってそもそも何なのかをはじめて知りました!紅花と言ったらと聞かれると今までは何も出てきませんでしたね(^-^;
タイムリーにこの時期が来ないと思いつかないこともあるので、また七十二候で興味深いことが出てきたら追記編集をしてきます!