蚯蚓出(みみずいづる)の意味とスピリチュアルな過ごし方

季節の移ろいから感じる美しさや心の機微は、私たちの内なる神性とリンクし、魂からのメッセージを受け取りやすくしてくれます。
そして、日本の暦には「七十二候」と呼ばれる、季節の移ろいを細やかに表現する方法があります。
この暦は、一年を二十四の節気に分け、それぞれの節気をさらに三つに分けたものです。
この記事では、二十四節気「立夏」の末候にあたる、七十二候の蚯蚓出(みみずいづる ※以下かな略)についてご紹介します。
地中で静かに働いていたミミズが地表に現れるこの頃は、私たちの内側でも、見えない変化が静かに動き出すタイミング。
自然のリズムを通して、魂のサインに気づいていきましょう。

蚯蚓出の意味とどんな時期か
蚯蚓出の意味
蚯蚓出は、地中に隠れて冬を乗り越えたミミズが、活動を始める時期を指します。
この頃になると、土の中からミミズが姿を現し、春の訪れを感じさせます。
蚯蚓出の時期
蚯蚓出は、二十四節気の立夏の時期の次候、七十二候の一つで、5月11日~5月15日頃のことです。

蚯蚓出にちなんだコラム
大地の目覚めと、小さな働き手たちの季節
春が深まり、初夏の気配が感じられるこの時期。
「蚯蚓出(みみずいずる)」は、ミミズが地面の中から姿を現しはじめる頃。
ふだんは土の下で目に触れることのない彼らが、静かに、でも確かに、動き出す季節です。
ミミズは“自然の鍬(くわ)”とも呼ばれ、
土の中を進みながら大地を耕し、空気や水を通し、
ふかふかで栄養のある土を育んでくれます。
人知れず、誰にも褒められず、
でもずっと地中で働き続けている彼らの姿は、
今、がんばっているあなた自身と重なるかもしれません。
見えないところで育っている、魂の土
誰にも見られていない場所で耕していたこと。
まだ目には見えないけれど、心の中で変わってきていること。
それらすべては、
これから芽吹くための「魂の土づくり」だったのだと思います。
自分の“根っこ”とつながる時間を
この時期は、
素足で地面に立ってみるのもおすすめです。
できれば“土”がいちばんいい(笑)
私もたまに、
「魂のコンセント、地球に差し込んでる感じ」で、
ぼーっと深呼吸してます。
グラウンディングが不安定だと、
「私らしさって何?」って迷子になりやすいけれど、
足元がしっかりしてると、
その問いさえ消えていくんですよね。
だからもし、
「私らしさがよくわかんない…」って感じていたら、
まずは地面に足を乗せて、どんな感覚がするか感じてみてください。
私はね……
にゃ!でした(笑)
今、ちゃんと育ってるよ
あなたの“いま”がたとえ見えなくても、
静かに、深く、育っていることを忘れずにいてくださいね。

蚯蚓出のスピリチュアルな過ごし方
蚯蚓出のスピリチュアルな過ごし方は、立夏のスピリチュアルな過ごし方に準じます。
立夏の魂と繋がるテーマは「エネルギー高まる流れに乗る」です。

編集後記:ヨフィひとこと

ミミズって聞くと、
私はまず、小さい頃に畑でスコップを持って土を掘ってたときの記憶が浮かびます。
ザクッといくたびにぶった切られるミミズたち…。
でもね、彼らは切られてもうにゃうにゃ動いてて、
当時の私は「なにこの生命力…!」って、ちょっと感動してました(笑)
思えばあれ、私の中の“地面タイプ魂”の目覚めだったのかも。
どんな状況でも、静かに、でも確実に、生きてるってすごいこと。
そんなことを思い出していたら、
ふと、アニメ『メダリスト』の冒頭シーンも重なってきて。
主人公のいのりちゃんが、
スケートリンクで滑りたい一心で「ミミズを持ってきたら滑らせてやる」って言われて、
ほんとにミミズ集めてくるんですよね。
あの子の“やりたい!”って気持ちのまっすぐさ、
魂の初期衝動ってこういうことなんだなって、泣き笑いしちゃいました。
切られても動くミミズ。
夢のためにミミズを差し出す少女。
どちらも、魂の根っこを育てていく生き方だなぁって思うのです。
今、見えないところで頑張ってるあなたへ。
誰にも評価されなくても、誰かに届けるためじゃなくても、
その一歩は、**あなたの魂の“うにゃうにゃ”**かもしれません。
気づけば動いてる。
それで、いいのです🌱
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